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秋田県大仙市公式ブログ

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雪原の向こうに鳥海山を望む

2月28日(火)、太田地域は朝からお天気が良く、一日中雲の少ないカラリと晴れた日でした。こんな日はきっと鳥海山がきれいに見えるはずと見上げた鳥海山は、期待以上にきれいでした。雪原の向こうに、いつもは見えない下の方までくっきりと、美しく見えました。IMG_7998

秋田県内の各地でも「ここから見た鳥海山が一番!」と言われるスポットがたくさんあるようですが、太田に暮らす私たちにとっては、やはり太田から望んだ鳥海山の美しさが格別です。太田地域は東をみれば奥羽山脈があり、連なる山々の美しい自然美をいつも間近にみることができます。一方で西をみると田園風景の向こうに一人気高く孤高の美しさを放つ鳥海山、その対照的なところにも心惹かれるものがあるような気がします。

鳥海山がきれいに見える日は、思わず秋田県民歌の「♪秀麗無比なる鳥海山よ~」というフレーズを口ずさんでしまいます。

 

秋田県民歌が制定されたのは昭和5年。
制定にあたり、秋田県では歌詞の募集を行いました。県内の小学校教員を中心に41名から応募があり、選考の結果、横沢村の倉田政嗣の作品が三等二席に、そして横沢村国見の鈴木正之の作品が佳作に選ばれ、東京音楽学校へ送られています。文学を通じた友人関係であった二人は、どちらからともなく誘い合い応募したといいます。入選した5編の作品のうち、2編が太田の方の作品ということは、大変誇らしいことです。

東京音楽学校へ送られた5作品のうち、倉田政嗣の作品が選ばれ、高野辰之の修正と成田為三の作曲により、秋田県民歌は作り上げられました。

倉田政嗣が応募した作品では
「秀麗無比なる鳥海山よ」の部分は  『秀麗氣高き鳥海の嶺』 となっています。

鈴木正之が応募した作品でももちろん
『霞に青き鳥海を』と鳥海山を詠みこんでいます。

どちらの応募作品でも、詞の一番初めにに鳥海山を挙げていることから、鳥海山への強い想いが感じられます。

先人の想いがこもった「秋田県民歌」を大事に歌い継いでいきたいものです。

 

そして、2月28日は一日中、鳥海山をみることができた実にラッキーな一日でした。
夕焼け空にシルエット状にみえる鳥海山もステキ!と思っていると、なんと大曲方面に花火が上がる瞬間をとらえることができました。IMG_8027

太田の雪原の向こうに花火と鳥海山。まさに「♪詩の国あきた~」 ですね☆