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秋田県大仙市公式ブログ

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乳幼児健診 1歳半の天使たち☆

春らしく気温があがってきたこの頃、心の温度もホカっとあがるような話題をと思い、あかちゃんの写真を撮りに行こうと思いたち、乳幼児健診にお邪魔してきました。
大仙市では乳幼児健診を大曲、西部、東部の3地域ごとに行っています。太田地域は、中仙・仙北と一緒に仙北保健センターでの健診となります。保健センターで実施する乳幼児健診は、4か月児健診、7か月児健診、1歳6か月児健診、2歳6か月児歯科健診、3歳児健診です。
今回は東部地域で30年度の初回となる健診、4月19日実施の1歳6か月児健診にお邪魔してきました。対象者は平成28年9月・10月生まれのあんよが上手になったけど、まだまだあかちゃんな1歳半の皆さんです。大人のお話はちゃんとわかるし、バイバイやタッチが得意、絵本をめくるのも上手ですが、まだまだオムツでおしりがもこもこなかわいいお年頃です。今回は16人の対象者が健診を受けていました。健診は受付の後、身長・体重の測定→保健師さんによる問診→オリエンテーション→歯科診察→内科診察→歯科指導→栄養指導→事後指導と盛りだくさんの内容で行われます。

歯科診察の前に歯科衛生士さんから虫歯予防のお話がありました。虫歯は生活習慣病だそうです。虫歯予防のためには、甘い飲み物の与え方には注意が必要とのこと。お家の方が真剣な表情で聞いているのが印象的でした。

その後、歯医者さんによる歯科診察やお医者さんによる内科診察が始まりました。診察室に入っていくたびかわいい泣き声が聞こえますが、泣き声さえもかわいい!我が子の健診の時は、「もう泣き止んでよ~」と思ったはずですが、「こわいよね、なんてかわいいんだろう。泣くのも怖さがわかる成長の証。いい声で泣いてるなぁ」なんて嬉しささえ感じてしまいます。診察を待つ間の、思い思いの遊びやお家の方とのスキンシップの様子を写真に撮らせてもらいました。泣いてもかわいいけど、やっぱり笑顔がかわいい♪お家の方の大きなバックには、いざという時お守りになる、お気に入りのぬいぐるみやおもちゃがつまっています。健診は午後、いつもならお昼寝の時間ですから、グズらないように、バックには愛情をいっぱいつめて来たのだと思います。
すばらしいことに、パパが一人でお子さんを連れて健診に来ている方が2人いました。感心してしまいます。お話を伺うと、2人ともママに用事があったりお仕事が休めなくて来ましたということ。普段から育児にマメなパパなことが予想されます。「普段からイクメンパパですね?慣れてて、お子さんも安心そうですね」と言うと、「育児は人並ですよ」と謙遜されます。イマドキのパパは、育児参加は特別なことでなく当然だと思っているように思います。ママも安心してパパに託せる時代ですね。

保健師さんの問診・事後指導は、お家の方にとってはとても大事な時間です。保健師さんに「どんな相談が多いですか?」と聞いてみると、「みなさんそれぞれに、いろんなことを聞いてくださいますよ」とのこと。保健師さんに気をつけていることを聞いてみると「子育てにいろんな心配があるでしょうから混乱しないように、お母さん達が求めていること・気持ちを聞いてから、一方的に指導することのないよう気を付けています」と教えてくださいました。どんなに泣いたりグズッたりしているお子さんも、保健師さんとお家の方のお話が始まると何だか静かになります。きっと保健師さんのお家の方との寄り添った会話の中に、魔法の言葉やテクニックがあるんだと思います。そして大人が安心できれば子どもにも安心が伝わるんじゃないかなと思いました。

栄養士さんの栄養指導、歯科衛生士さんの歯磨き指導もお家の方にとっては、頼もしい時間のようでした。

自分が経験した数年前の健診では、必死すぎて気づかなかった専門家のいろんな優しさとテクニックに気づくことができました。そして何よりあかちゃんにとっての一番の栄養は、お家の方とのスキンシップだということを強く感じました。

1歳半の小さなモデルさん達は、眠い時間にもかかわらずカメラを向けるといい顔をしてくれました♪健診とってもがんばりましたね。
そして撮影をご快諾してくださったご家族の皆さんも大変ありがとうございました。
貴重な地域の宝、大仙のあかちゃんを地域で大事に見守っていきたいですね。

30年度 スタートの風景

30年度が始まりました。皆さんはどんなスタートを切りましたか?太田の30年度のスタートの風景を紹介します。

消防団のスタート4月1日、太田支所構内で駆けつけ訓練を実施しました。除雪作業で高く積み上がった雪山に向かって放水訓練。防災意識の高い太田地域にふさわしく、消防団員の皆さんの活動で今年度がスタートしました。

 

農作業のスタート

川口の福原さん宅では、春作業のトップをきり、そら豆の定植が行われていました。ほ場に広がる長い畝に、きれいに並んだそら豆の苗がスタートラインに並んだ様に見えます。

 

一年生のスタート

太田地域の3小学校、中学校でも新入生を迎える入学式が行われました。本人にも保護者にとっても新しい生活のスタートです。今年の太田地域の一年生は太田東小学校15名、太田南小学校13名、太田北小学校8名、太田中学校44名です。

 

新社会人のスタート

大仙市役所の新規採用職員・藤本若樹さん。太田公民館に配属となり、新社会人のスタートを切りました。支所管内に新規採用職員が配属されるのは、合併後初です。大仙市となってからは、新規採用職員は市役所本庁勤務からスタートでしたが、今年度は数名の職員が支所管内配属となっています。藤本さんは、地元太田の出身。太田地域の期待の新人さんを、支所内の新しくない職員も一丸となり大事に支えたいなと気持ちを新たにしています。地域の皆さんもどうか、温かいご支援をよろしくお願いしますね。

 

開花のスタート

花のまち太田の春を告げる水仙。そろそろ開花していないかなと偵察に向かった4月11日。日当たりが良くコンクリートの熱が伝わりやすいところで見つけました。春色の始まりですね。土手ではキクザキイチリンソウがフキノトウと競いながら開花していました。さらに車を走らせると、水仙ロードの始まりも見つけちゃいました。太田の春と言えば、これですね。
様々な春のスタートから、希望と期待、そして「私もがんばろう!」という勇気までももらった気がします。
皆さんにはもう記憶のかなたでしょうが、平成19年の秋田わか杉国体のスローガン「君のハートよ位置につけ」というフレーズを思いだし、私もスタートラインに立ってがんばろうと思っています。
皆さんも良いスタートが切れますように☆

雪どけの定点観察

4月に入りました。

多くの積雪に見舞われたこの冬、雪どけも例年より遅いのではと思っていましたが、ここ数日にわたって続いている春の陽気が勢いよく残雪をとかし、それまで白く覆われていた地面が一気にその姿を現してきました。

太田の大地が次第に春へと向かう様子を観察してみようと思い、3月中旬から定点観察をしてきました。残雪の消えゆく様子をお届けします。
定点観察に使ったのは、太田支所から徒歩1分、太田医療エリア東側の一画から大台スキー場を望めるスポットです。

・3月16日
この時点での積雪深は69cm(太田支所観測)。
地面はまだ雪に覆われた状態です。
彼方に見える大台スキー場は3月11日に今シーズンの営業を終了したばかりで、ゲレンデに残る雪がくっきりと、まだその存在感を強調していました。

・3月20日〜26日
次第に雪の厚みがなくなってきているのが伺えます。

・3月28日
前日まで続いた好天のおかげで雪どけが進み、一面の雪原だった場所に、ほ場の畔が線を作っていました。

・3月30日、手前にはまだ雪が残るものの、奥の方では一足早く地面がお目見えです。
大台スキー場の雪も、薄くなってきているのが見て取れます。

・4月2日
手前に名残惜しげな残雪を残すのみとなりました。

そして4月5日、ついに雪どけ。
地面にうっすらと芽吹き始めた新しい緑が、春のスタートを告げている様子が伺えました。

観察を終えた帰り道、ふと沿道に目をやると、それまで冷たい雪に閉じ込められていたであろうスイセン達も、ぐんぐんその芽を伸ばしていました。

この冬が厳しかったぶん、春の訪れがいっそう喜ばしく感じられるこの頃。
3月中旬から4月、分厚い雪がとけていく様子を、新生活への変化と重ね、春への準備にパワーをもらった気がします。

道端で見つけた新しい春の息吹・芽吹きを見て、これから訪れる新緑の季節にも想いを馳せながら、徒歩1分の帰り道を後に支所へと戻った私でした。

太田の星☆ 第2弾! 髙橋凜湖さん

スポーツで活躍する太田の若者を紹介する「太田の星☆」
昨年に引き続き、待望の第2弾です!

大台スキー場をホームゲレンデとして、全国そして世界の舞台へ羽ばたこうとしている選手がいます。
髙橋凜湖(りこ)さん、太田町国見出身の15歳です。
凜湖さんは、この3月に太田中学校を卒業したばかり。
アルペンスキーのGS(ジャイアントスラローム)種目を中心に、全県大会や全国規模の大会へ出場し、輝かしい成績を残されています。

~最近の成績~
『第66回秋田県中学校総合体育大会』
平成30年1月12日 スキーアルペン競技 GS第1位
『第69回秋田県民体育大会冬季大会スキー競技』
平成30年1月20日 アルペン競技 少年女子第2位
『2018秋田わか杉たざわ湖GS大会』
平成30年1月22日 B級女子の部 第1位
『全日本ジュニアスキー選手権大会』
平成30年2月17日 女子スーパーGS 優勝  など

現在、注目の若手選手ということで、この度ご本人にお話を伺ってくることができました。

インタビューに向かったのは、卒業式を翌日に控えた太田中学校。
卒業式後も、大会出場のため県外へ向かわれるとのことです。
お忙しいスケジュールの中にもかかわらず、インタビューにお時間を割いていただくことができました。

さっそくインタビューに入ります。
まずはスキーを始めたきっかけと、その魅力から聞いてみました。

―― 凜湖さんとスキーの出会いはいつですか?
「幼稚園の頃です。太田ジュニアレーシングという地元チームに入っていた5歳年上の姉に影響されて始めたのがきっかけでした。最初は遊び感覚で参加していましたが、だんだん面白くなってきて、今に至ります」

―― 凜湖さんにとってスキーの一番の魅力は何ですか?
「滑る時は個人競技だけれど、自分一人では成り立たないスポーツです。所属チームをはじめ、県内外の多くの仲間と繋がり、その中で競い合いながら技術を向上させていけることが今一番の魅力です」

―― 中学時代、たくさんの試合に出場されたことと思います。
その中で最も印象に残る大会と、思い出などありましたら教えて欲しいです。
「昨年の冬、まだ2年生だったころに出場した初の全国大会が思い出に残っています。その時はまだ、自分が全国で戦える選手だと思っていなくて、始めから挑戦しようという気持ちで臨んだ大会でしたが、1本目の滑走で入賞枠の10位に入ることができました。
2本目で1つ順位を落とし、11位で入賞を逃してしまい、自分の力が全国でも通用するということに気付いた大会でもあり、あと少しの所で入賞のチャンスを逃した悔しさを残した大会でもあります」
――2年生の時点で既に全国大会に出場されているのもすごいですが、それまで自覚していなかった自分の資質に気付いたという貴重な瞬間を経験されたんですね。
ちなみに、凜湖さんの出場している『アルペン』という競技は、全国中学校スキー大会事務局の解説によると、『山の斜面に旗を立て,その間を滑り抜けながら速さを競う競技』で、スラローム(回転)と、それに滑走が加わったジャイアントスラローム(大回転)があります。
どちらもセットの違うコースを2本滑りその合計タイムにより順位が決定されることから、『標高差や斜度を考慮したコースを、競技者が巧みな技術と正確なターンをもって、スタートからフィニッシュラインまで、全旗間を通りながら最高のスピードで滑りきる』技術が求められる競技なのだそうです。
滑走時のスピードは、時速100km近くになることもあるのだとか。
―― ジャイアントスラロームは、スピードと正確さが求められる競技だと思いますが、滑っている間、もしくは滑る前に心掛けていることはありますか?
「滑っている最中は、『無心』になります。無理に緊張しないで、練習どおりの滑りをしようと心掛けています。また、日々の練習には大会のような気持ちでとりくむことで、本番にいい調子をもっていけるよう心掛けています」

―― 『練習は大会のように、本番は練習のとおり』ということですね。
素朴な疑問ですが、スキーを履けない夏場はどのような練習をされているんですか?
「学校の部活動に所属しているので、夏は部活動でチームの練習や高校の練習に混ぜてもらいながら、トレーニングなどを通じて体作りをしています。また、平成29年の夏は海外遠征があって、県の強化メンバー10名でフランスに行きました。フランスでは標高が高い山地の残雪でスキーを履いて練習をしていました」

――海外にも行かれたんですね。遠征や大会出場等でお忙しい一年だったと思いますが、学校の授業や勉強についていくのはやはり大変でしたよね。
「はい、勉強が遅れて大変でした。でも、周りの友達から遅れた部分のノートを見せてもらったり、分からないところを教えてもらったりしながら、なんとか授業に追いついてくることができました」

―― 学校生活でも、いい友達に恵まれてよかったですね。
そしてこの4月から角館高校にご進学とのこと、おめでとうございます。
最後に、高校に向けての抱負などお聞かせいただけますか?
「高校に入ると、また学年が一番下になるので、先輩に負けないように夏のトレーニングから力を入れて頑張りたいです。今回の国体出場で、今まで勝てなかった高校生の先輩たちにも勝てるようになってきたのが自信になりました。こうした技術面ではもちろん、合わせてメンタルも鍛えていけるよう頑張っていきたいです」
終始口調は穏やかに、少し控えめな感じでお答えいただいた凜湖さんでしたが、スキーの話となると静かながらも熱く語り始める姿が印象的でした。

この冬、韓国で開催された平昌冬季オリンピック。
相次ぐ日本選手のメダル獲得に、日本全国が湧きたちました。

目覚ましい成績を残されている凜湖さん。
近い将来、あのオリンピックの舞台に立っているかもしれません。
今後も凜湖さんのご活躍に注目です!!

LOOK UP!

大仙市で作成した観光PR動画「LOOK UP!」をみなさんご覧になりましたか?市の観光交流課では、外国人観光客の誘客を狙いとして、観光PR動画の制作に取り組みました。
まだご覧になっていない方は、こちらからぜひご覧ください。
↓↓↓

「LOOK UP!」という言葉に想いも乗せて、花火と音楽と田園風景がマッチングしたセンスの良い動画となっています。

「LOOK UP!」・・・見上げてごらん・・・前向きなフレーズですよね。
花火だけじゃありません。たまには、顔をあげて空を見渡たしてみましょうよ。
気持ちを上向きにしてくれる風景が見えるかもしれません。
私が空を見上げて出合った太田の風景に、こんなシーンがありました。

3月3日 月夜の下の大台スキー場

 

3月27日 夕日がさす駒場の農道

進学・転勤により、新しい春を迎えるみなさんには、この時期は期待より不安が大きいかもしれません。
でもうつむくよりLOOK UP!太陽も月も優しい光でみんなを照らしていますよ。
顔をあげれば、気持ちもあがります!
まずは LOOK UP!

「地域の安全は自分たちで守る」地域防災マップ作成勉強会

3月9日、太田文化プラザで太田地域南部コミュニティ委員会による地域防災マップ作成勉強会が開催されました。
この勉強会は、太田地域の三本扇・横沢・大町・中里・駒場の5地区で組織される太田地域南部コミュニティ委員会が主催し、昨年に続き2回目の開催となります。
当日は、南部コミュニティ委員会の安全・安心生活部会から28名が参加し、地域防災マップの作成について学びました。

『地域防災マップ』とは、暮らしの身近にある指定避難所・災害時に役立つ防災資源(防火水槽、消火栓など)・災害時の要支援者・危険箇所といった、避難行動をとるために必要な情報を、そこに住む皆さんが主体となって地図上に記載し作成したものです。

勉強会の講師は、大仙市役所総合防災課の郡山茂樹 防災危機管理監です。
まずは「平成29年度の豪雨災害と太田地域の防災対策」について講演がありました。
講演の中では、昨年7月に当市を襲った大雨や洪水による被害の状況、また今冬の大雪による被害の状況などがスクリーンを通して伝えられるとともに、発生から7年目となる『3.11東日本大震災』についても触れ、災害の経験を風化させぬよう日常的に防災意識を持つことと、備えを万全にしておくことの必要性が強く述べられました。

その後は、地区ごとに地域防災マップの作成に移ります。
長机2枚のスペースいっぱいに広げた白地図を囲み、危険箇所や避難場所、災害時に役立つ防災資源について意見を出し合いながら付箋やシール、色ペン等でマークしてきます。
そして、整理した情報をもとに、地区の災害特性を分析し、避難経路や、災害時の支援・協力体制について話し合います。
約1時間の作業で、地域の現状と防災対策について分析を進めることができました。
今回作成されたマップは各地区で持ち帰り、地区内で更に情報を精査した後、縮小版を各戸に配布するなどして、住民間での情報共有に活用されるのだそうです。

安全安心生活部会長の長澤仁十郎さんは、この勉強会について「こうして一枚の地図を囲んで、自分たちの地区の状況について話し合うのはとても良い機会。昨年もこの勉強会に参加したが、今回また新たな発見があった。地域の状況は常に変わるものなので、今回学んだことを活かしながら情報の更新に努めていきたい」と参加した感想を述べていました。

地域に住む皆さんの声で作られている『地域防災マップ』。
そこに完成はなく、変化する地域の実状や災害の状況を考慮し、日頃から情報を更新していくことで、地域の防災対策をより強靭なものにしていくことができる、生きた情報源の一つと言えます。
また、マップを作成していく過程は、そこに住む皆さんが課題を共有しながら『住みよい地域』を作っていくことにも繋がります。

熱く意見を交わしながらマップの作成を進める皆さんの姿に「地域の安全・安心は自分たちで守っていこう」という強い想いを感じた時間でした。

ローズメイの『オレンジスライスジャム』 製造中!

太田地域の北開工業団地の一角に構える「ローズメイ」の秋田工場。
ローズメイは、「自然・安心・美味しい」を基本コンセプトに、薔薇とミツバチ生産品を中心とした商品づくりをしています。
昨年4月には角館駅前にファクトリーショップを開設したことをうけ、当ブログでも取り上げさせていただきました。
http://www.city.daisen.akita.jp/daisen/blog/2017/06/21/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E3%81%AE%E3%80%8E%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%80%8F%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%B0%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81/

ローズメイの看板商品と言えば「オレンジスライスジャム」。
ファクトリーショップでも、ソフトクリームの上にオレンジスライスジャムを乗せたプレミアムオレンジスライスソフトが一番人気でした。

ファクトリーショップの取材時から、作るところをぜひぜひ取材したいと思っていましたが、ついに実現しました!

現在、ローズメイ秋田工場では、オレンジスライスジャムの製造と出荷作業が最盛期を迎えています。
「オレンジスライスジャム」は、完熟した国産ネーブルオレンジのスライスを純粋アカシヤはちみつと果糖で煮込み、一枚一枚を丁寧に瓶詰めした安心手作りジャムで、これまでTVや雑誌などでもたびたび取り上げられるとともに、ネットの口コミでも上位にランクインしている商品です。
『旬の国産ネーブルオレンジを新鮮な状態で使用する』というこだわりのもと、国産オレンジが旬を迎える1月から4月までの期間限定製造、数量限定での販売となっており、贈答品にと買い求める方が多くいるのだそうです。

初めて入ったローズメイ秋田工場。
玄関先からすでにオレンジの香りに包まれています。

EC事業部の高橋さんは、「今はオレンジの香りですが、時期によって製造している商品が変わるので、この香りがリンゴやバラになったりもするんですよ」と笑顔で迎えてくれました。

白衣に着替え、さっそく工場の内部にお邪魔します。
まず、こちらは倉庫の様子。
色鮮やかなネーブルオレンジの箱が山積みになっています。
「自然・安心・美味しい」が基本コンセプトのローズメイ。
オレンジスライスジャムは、原材料のネーブルオレンジを皮ごと使用した製品であるため、国産のものにこだわっています。
また、ネーブルオレンジの産地である同じ瀬戸内地方でも、県によって微妙に旬が異なるそうで、広島県や和歌山県など、まさに旬を迎えた産地から順に取り寄せたフレッシュなオレンジを使用しているそうです。

そして、こちらはネーブルオレンジを加工している様子。
一つ一つを手作業で丁寧に洗浄し、ナイフで表面をきれいに整えたら、スライサーで均一な幅にスライスしていきます。
ネーブルオレンジは他の品種に比べて種が少ないことから、スライスすると果肉びっしりの美しい断面を見ることができます。
こうしてスライスしたものを大鍋に移し、蜂蜜・果糖(フルーツシュガー)・レモン汁で煮込んでいきます。
この時、皮は誰でもかみ切れるように固すぎず、また煮込み過ぎると果肉が崩れてしまうため柔らかすぎず、といった適度な煮込み加減が重要になってきます。
煮込みに蜂蜜と果糖(フルーツシュガー)を使うことで、しっとりとした甘さに仕上がるそうで、保存料や酸味料、ペクチンなどの添加物は使用せず、果実の美味しさを最大限に生かす工夫がここにも見られます。

鍋の中で柔らかくなったオレンジスライスは、形を崩さないよう一枚一枚、箸で掬われ、丁寧に瓶の中に重ねられていきます。
瓶の口元ぎりぎりまで10~11枚くらい重ねたら、シロップをたっぷり注ぎ、蓋をします。
オレンジの美味しさがまるごと入ったオレンジスライスジャムの完成です。
今期の製造個数は、およそ5万8千個。
昨年、ファクトリーショップがオープンしたことに伴い、従来の5万個から8千個近く増産することとしています。

工場ではこの時期、正規従業員に加えて地元農家の方々を季節雇用し、増員体制で一日あたり600個近いオレンジスライスジャムを製造しています。
それでもなお、予約から納品まで1カ月待ちの状況が続いているとのことです。

「毎年販売時期が近くなると、以前購入していただいたお客さんから、『今年はいつから?』という問い合わせをいただくことも多いんです」と高橋さん。「お客様には納品まで大変お待たせして申し訳ないと思う反面、それでも商品が届くのを待っていてくれる方がいるのはありがたいことです」と続けます。

また、製造部 仕入購買課長の成澤さんは、
「当社では、オレンジや蜂蜜といった自然からいただいた恵みをお客様へ『お福分け』したい、という思いで製品を作っています。このオレンジスライスジャムは、他のジャムに比べて少し高めのものなので、大切な人へのプチギフトはもちろん、ジャムを囲んでご家族との団らんを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自然から人へ、そして人から人への『お福分け』がつながって、もらった人をはじめ、周りの人も幸せな気持ちになれるような商品づくりを続けていきたいです」と、商品づくりにかける想いを述べていました。
今回取材をさせていただいて、オレンジスライスジャムが作られる裏側、そして製造にかける想いを聞いてくることができました。
一つの瓶の中に、オレンジスライスだけでなく、作った人の想いが幾重にも重なっている商品であるような気がします。
また一つ、ローズメイの魅力に迫ることができた時間でした。

3月から4月といえば、何かと贈り物をする機会が多いこの時期。
今まさに何を贈ろうか迷っている方もいるのではと思います。
少し特別なこのオレンジスライスジャムで、大切なその想いも『お福分け』してみてはいかがでしょうか。

大台スキー場『毎日ナイター』営業中! お仕事終わりにひと滑りはいかがですか?

暦もいよいよ3月に突入し、さっそく春の嵐が到来しています。
しかし周りの景色を見渡すとまだまだ雪深く、思い描く春には遠いかなといった感じです。

さて、そのような中、大台スキー場の営業日も残りわずかとなってまいりました。
今年は3月11日(日)までの営業となります。
今季は、久々に12月のスキー場開きと同時に営業を開始し、2月末日時点でのべ2万人以上の方々からお越しいただきました。
シーズンオフを前に、大台スキー場では2月15日(木)から毎日ナイター営業を行っています。

期間内の営業時間は、
平日 12:00~21:00 / 土・日 9:00~21:00
(※いずれも16:00~17:00はゲレンデ整備のため休止)

となっております。
この冬まだまだ滑り足りない方、お仕事終わりにひと滑りしたいという方も、ぜひ大台スキー場に足をお運びください。

つい先日、私も仕事帰りに足を運んでみました。
到着した時点ではまだ早い時間帯ということもあってか、来場者はまだ十数名といったところ。
ゲレンデを彩る美しいナイターの光が私を迎えてくれました。
大台スキー場のナイターは、七色のライトに照らされた県内きってのロングコースを楽しめることはもちろん、天気が良ければ冬の澄んだ空気の彼方に浮かぶ美しい夜景を楽しめることも魅力の一つです。
七色の光が彩るゲレンデは、リフト乗車中も私たちを楽しませてくれます。

もう少しで降り場へ到着・・・というところで、それまで晴れていた天気が急変。
自称『くもりオトコ』の私ですが、残念ながら雪が降ってきてしまいました。

今回はご紹介できませんでしたが、晴れた日にはコースの上から美しい夜景を望むことができます。
休日に来て思いっきり滑るのもいいですが、仕事を終えての一滑りもまた気持ちの良いものでした。
私が帰る頃には来場者も増え、同じく仕事帰りかなと思われる方もちらほら。

大台スキー場は「いちばんちかくのスノーリゾート」として、こうしてすぐ足を運べる気軽さがいいですね!
皆さんもぜひ、毎日ナイターをご利用ください♪

「おおた花の会」が受賞 「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業

2月26日(月)、仙北地域振興局で「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰式が行われました。
「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業は、秋田県が地域づくり活動の活性化を図ることを目的とし、自立的・主体的な活動を行っている団体・個人を表彰する事業です。平成19年度から実施されており、これまで55団体・2個人が表彰を受けています。今年度は6団体・1個人が受賞し、そのうち太田地域では「おおた花の会」が栄えある受賞となりました。

「おおた花の会」は、平成9年に花づくりの経験者が集まり発足した会です。もともと「花いっぱい運動」の盛んな太田地域ですが、花づくりへの意欲が高い経験豊かなベテランさん達が集まり「おおた花の会」を結成したため、その実行力と信頼関係で地域の「花いっぱい運動」をけん引する役割を果たしてきました。集落・老人クラブ・各事業所・学校などと地域や世代を越えた交流を図り、住民との深い信頼関係を築き活動されています。また、太田を訪れる方を、いっぱいの花でおもてなししたいという想いから、花だんフェアの運営や、水仙ロードの拡大活動に取り組んでいます。
表彰式には会員3名が出席され、大信田祐子副会長は活動の内容を紹介しながら「水仙ロードは太田の道しるべとなっている。太田へようこそという想いを表している」とスピーチしました。また「会員が長年手をつなぎ団結してきたことが評価されたと思っている。この表彰に恥じないよう、会員の団結をさらによくしていきたい」と決意を述べてくれました。
大仙市では「おおた花の会」のほか、「大仙民話の会(大曲地域)」「払田柵真会(仙北地域)」「佐藤誠さん(協和地域)」が表彰を受けています。

「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業での受賞は、どの団体にとってもこれからの活動の励みになっているようです。どの団体のスピーチも、活動の素晴らしさと意欲の高さ、そしてふるさとを想う強い気持ちが感じられるものでした。それぞれ、花づくり・民話や方言・払田柵跡や払田真山・協和音頭と菜の花畑と、地域資源の切り口は様々です。地域づくりの活性化と言えば何だか身構えてしまいますが、自分の住む地域にある伝えたいそして守りたい資源に気づき、自分流に活動することが元気な地域づくりにつながっていると改めて気づかされました。
受賞された皆さん、おめでとうございました。これからの活動にも注目していきます!ますますのご活躍を期待しています。

モニターツアーの皆さんを迎えて 冬のだいせん観光ツアー

大仙市では、だいせん観光ツアー事業に取り組んでいます。
これは1年を通して大仙市に人を呼び込むことを目的に、四季折々の花火と体験・観光を組み合わせながら、地域住民との触れ合いを重視した体験型のモニターツアーを招致するものです。

今回、2月3日~4日の日程で実施した、今年度最後のモニターツアー『雪国の小正月行事と味覚の旅in秋田県大仙市』では、仙台圏を中心とした16名の参加者が太田地域を訪れ、『太田の火まつり』や『おやきづくり体験』を通じて郷土の伝統や文化に触れました。

太田の火まつりは、雪中田植えや紙風船上げ、天筆焼きなど地域の小正月行事を一堂に行い、その継承を目的として開催され、37回目の開催となりました。
毎年、開催に向け太田地域の各集落や学校などでは天筆への筆入れや紙風船作りなど、早くから準備が進められ、当日も多くの人たちが協力して開催される、地域住民を巻き込んだ参加型のイベントとして定着してきています。
モニターツアーの皆さんにぜひ伝えたい『雪国の小正月行事』といえる行事です。

それでは、太田地域を中心に実施されたツアーの様子をご紹介します。

ツアー初日、貸切バスで仙台駅を午前9時に出発した一行は、雪道をおよそ4時間かけて大曲に到着。
昼食に、きりたんぽ鍋で秋田の味を楽しみ、午後は仙北地域で開催された『払田の柵冬まつり』へ参加し、ミニかまくらづくりと幻想的な『蝦夷(かい)ほたる』を楽しみました。

その後は、宿泊先の奥羽山荘へと移動し、隣接する西側広場で開催された『太田の火まつり』に参加。
ここでは、ツアーの皆さんに天筆への筆入れと紙風船上げを体験しました。

時計が午後6時を回ったころ、奥羽山荘に到着した一行は夕食を済ませ、会場へ向かう前に皆さんで天筆への筆入れを行いました。

5色の短冊をつなげて作られた天筆に「健康第一」や「家内安全」、さらには「世界平和」など思い思いの願い事を書き入れたら、それを持っていよいよ火まつりに参加です。
まず、会場では地域の方々と一緒に紙風船上げを体験しました。

最初はタイミングを合わせるのが難しかったようですが、「上げる直前に風船を少し回すのがポイントだよ」など、周りの人たちからアドバイスをもらいながら次第にコツをつかんできた皆さん。
何回かこなすうちに、『まっすぐ、綺麗に』紙風船を上げられるようになりました。
当日上げた紙風船の中には、このモニターツアーの皆さんに向けたものもあり、紙風船を通じて太田地域の皆さんとの一体感を味わえた瞬間となりました。

火まつりの最後には、高さ8メートルにもなるかまくらに火をつけ、大迫力の天筆焼きが行われ、ツアーの皆さんが筆入れした天筆も一緒に焚き上げられました。
かまくらの炎によって天筆の札が天高く舞いあがると願い事が成就すると言われています。
皆さんは、自分たちの書いた天筆が焚き上げられる様子を静かに見守っていました。

奥羽山荘に宿泊し、2日目は火まつりの会場近くにある和風コテージもみじ庵で、昔ながらの郷土のおやつ『おやき』づくりを体験しました。
秋田県南部でおやきと言えば、餅で作った生地にたっぷりのあんこを包んだ焼き餅のことを言います。地域の農家の皆さんが先生になって、あんこのつつみ方や焼き方などを説明します。
中には生地が厚くなかなか焼き上がらなかったものや、アン○ンマンを模したものなどいろいろなおやきが作られました。
作り終わった後は、農家の皆さんから差し入れがあった甘酒や漬物などを囲んで、団らんの時間。
地域の皆さんが秋田弁を交えて話す熊や山菜の話は、都会に暮らしている皆さんにとって新鮮なものであったに違いありません。

こうして、太田地域への滞在を終えた一行は太田地域を後にし、中仙地域の見学を経て帰路につきました。

大仙市の魅力を発掘することを目的として実施している、このモニターツアー。
地域の魅力とは、目で見てわかるものだけでなく、地元の人たちと交流して初めて感じることができる『人の温もり』や、『地域愛』などもその一つであると思います。

1泊2日という短い日程ではありましたが、伝統行事や食を通じて冬の大仙市の魅力に触れていただくことができました。
太田地域では、地域の人たちの温かい人柄や、伝統行事の継承に汗を流す人たちの思いも感じ取ってもらえたのではないでしょうか。
こうした目に見えない魅力も、モニターしてもらえたら嬉しいなと思います。

大仙市、そしてここ太田地域には、四季折々の魅力がまだまだいっぱいです!
是非また、遊びに来て下さいね!!

明日はきっといい日になる

太田町国見、2月22日17:45の夕暮れ。♪明日はきっといい日になる~♪と思わず口ずさんでしまった風景。鳥海山のシルエットが明るい明日を思わせるピンク色の空に浮かんでいました。ずっと会いたかったんです、鳥海山。お天気が良い日は、必ずチェックする鳥海山の様子、22日は青空がのぞいた日でしたが、日中は雲が多くその姿を見ることはできずにいました。「木曜日って疲れがたまってくるんだよな~」などと思いながら帰路についた私に、♪明日はきっといい日になる~♪と思わせた風景、みなさんにもおすそわけしたいとおもいブログに載せちゃいました。
疲れたり、悲しかったり、ふんばりがきかない時、背中を押してくれるものが一人ひとりにあると思います。わたしにとっては、鳥海山もその中の一つです。秀麗無比なる鳥海山、道路脇にそびえる雪壁そして例年より深い雪原の向こうに見える誇り気高き鳥海山、明るい明日を思わせるたたずまいにパワーをもらいました。
♪明日はきっといい日になる~♪秋田県出身の高橋優さんのこの歌の歌詞の中に、「どの出来事も君を彩る 絵の具になる 絵の具になるでしょう」とあります。
待ち遠しい春の前に立ちはだかる、雪・受験・別れ、困難なことも君を彩る絵の具になるはず。いい明日、いい春を信じて、今日もふんばっていきましょう!

2月18日は「田ノ尻の火まつり」

2月3日(土)に太田地域の奥羽山荘西側広場で開催された第37回太田の火まつり。
地域の小正月行事が一堂に行われ、会場は多くの人でにぎわいました。

毎年、小正月行事の一つ、雪中田植え行事を披露してくれているのは田ノ尻集落の皆さん。

田ノ尻集落は、集落独自の伝統行事として「田ノ尻の火まつり」を行っています。

今年の「田ノ尻の火まつり」は2月18日(日)の開催、昔から伝わる雪中田植えや紙風船上げ、天筆焼きが行われます。
2月3日の「太田の火まつり」に行けなかった方でも、18日(日)田ノ尻集落の生活改善センターへ立ち寄ると、太田地域に伝わる小正月行事を感じていただけると思います。

田ノ尻集落の活動を、時を少し遡り、紹介したいと思います。
太田の火まつりを1週間前に控えたころ。
田ノ尻集落では、今まで火まつりに使ってきた道具がだいぶ消耗してきたことから、しめ縄をはじめ行事で使う道具の新調することにしました。

作業は田ノ尻集落の三浦里志さん、髙橋登美男さん、藤原信雄さん、水谷仁光さんの4氏の手によって、ほぼ一日がかりで進められました。

この日は朝9時から雪中田植えで使用する、しめ縄、苗かご、絵灯籠の用意を中心に進められました。

こちらは、しめ縄を作る様子。雪中田植えは、水田に見立てた雪の田に束ねた稲ワラと大豆の殻を植えるようにして立て、その年の作占いと同時に豊作を祈願する小正月行事です。年末のすす払いに使った棒を雪の田に立てて、その周りにしめ縄をはり水田に見立てます。縄で田の区域を区別するだけでなく、神聖な場としてしめ縄をはりめぐらせている意味もある気がします。
使われる稲ワラは秋の収穫時から用意していたもので、初めにしべ取り(藁のくず取り)をし、できたものを束にまとめていきます。それができたら横槌で束になったワラを敲き、石の上で柔らかくしていきます。

しべ取り用の道具、稲わらを敲くための横槌など、少し昔であれば各家にあった道具が、調達困難となってしまった今、しべ取りは手で行い、自分たちで作った横槌で作業を進めたのだそうです。
この地道な作業はお昼までかけて行われました。

午後はいよいよ縄を綯って、一本の大きなしめ縄に仕上げていく作業に入ります。
しめ縄と言えば左綯い。
かつてしめ縄を綯っていた集落のお年寄りから作り方を学び、4人で作業方法を模索しながら、天井につるして綯っていく、写真のようなスタイルを編み出しました。こうして作られたしめ縄は、なんと9mもの長さになりました。
最後に飛び出たワラ毛を切って、完成です。

そして、早乙女たちが田植えで使う『苗かご』作りも行われました。
どうせ用意するのであれば本格的なものを作ろう、ということで、角館方面や横手方面まで足を延ばし、ようやく入手したサンプル品から竹の編み方を研究。
製作に至っては、材料の真竹を割るところから始めるという本格さに驚きです。

また、行事の雰囲気を盛り上げようと燈籠も製作されました。

五角柱の一面は扉のように開閉でき、蝋燭の着火点灯が簡単にできるよう、手の込んだ仕様になっていました。

こうして新調された道具は、2月3日に行われた太田の火まつりで初のお披露目。
しめ縄や祭壇、灯籠などが設置されたセットの中で、絣を着た早乙女の皆さんの田植え姿は多くの人の視線を奪いました。

 

集落単位での小正月行事が行われなくなっている今、どうやって継承していくかが課題だと語る水谷仁光さん。
雪中田植えをはじめ「田ノ尻の火まつり」の運営方法を覚書(マニュアル)に記し、若い人たちをどう取り込んでいくか模索している最中とのこと。
「年配者が若い人に教える」のではなく、一緒に楽しく行事を行う雰囲気づくりが大切だと熱を込めて語ります。

2月18日に行われる「田ノ尻の火まつり」。
バケツを使ったミニかまくら作りや、餅つきなど子供が楽しめる催しから、夜には雪中田植えや紙風船上げなどが行われ、例年、集落の大人や子どもを中心に100人近い人が集まります。

今年も盛況に開催されることを祈っています。

中学生ボランティアも出動 太田地域一斉除雪デー

2月4日(日)、太田地域で大仙雪まる隊による一斉除雪ボランティア活動が行われ、地元除雪ボランティアと太田中学校の生徒が地域の除雪活動に汗を流しました。

大仙市雪まる隊は、市の社会福祉協議会を窓口にボランティア登録をした団体や個人が、市内の高齢者世帯をはじめとする自力で除雪困難な世帯を対象に、屋根の軒下などの雪寄せを実施する、地元住民で組織されたボランティア団体です。

この日は地元民生児童委員や建設技能組合員、各集落や市職員等の有志に加え、今回は太田中学校の生徒も参加し、総勢約60名体制で除雪に臨みました。

太田中学校の生徒が雪まる隊の活動に参加するのは、今回が初めてのこと。
ボランティアに手を上げてくれた中学生23人が各班に分かれ、大人と一緒に地域を回りながら一緒に除雪作業を行います。


朝9時30分ころ、太田中学校前にボランティアの皆さんが集合。
作業に移る前に、建設技能組合の高橋さんから、中学生に向けてヘルメットの着用方法と除雪の仕方について説明がありました。

続いて、三浦教頭先生から「中学生が地域の除雪活動に参加させてもらえるのを嬉しく思う。中学生も一人前に除雪活動ができるので、若い力をぜひ頼りにしていただきたい」とあいさつ。
生徒会長の佐々木真衣亜さんからは生徒に向けて「いつもお世話になっている地域に感謝する気持ちで除雪を行いましょう」と、活動に向けての意気込みが述べられました。

その後、6つの作業班に分かれます。
班には地域の民生児童委員が対象者宅までの案内人として入り、中学生も4~6人くらいずつ各班に割り振られます。

班毎に作業内容を確認したら、スコップやスノーダンプを持って、さっそく対象となっている世帯に向かいます。
今回除雪することとなっている世帯は32軒で、1班あたり5~6軒ほどを担当します。
限られた時間の中で対象世帯を回らなければならないため、班ごとにうまくペースを配分して、作業を進めていきます。

この日の天気は朝から晴天。
2日前から気温が緩み気味で、一時降雨にも見舞われたことから、当日の積雪深は84cm(太田支所観測)と少し下がりました。
一方で、どの家の軒下にも多くの落雪が積もり、窓や出入り口を圧迫している様子が多く伺えました。対象世帯を訪問し、除雪で困っている箇所を聞き取りしたらさっそく作業に移ります。
安全のため、中学生はしっかりヘルメットを装着。
雪マル隊の幟とジャケットで活動をPRしながら軒下の雪を寄せていきます。
回った先々で「ありがとう」とたくさんの感謝の言葉が述べられました。

活動時間はおよそ2時間。
11時40分を以って全ての班が活動を終了し、解散しました。


雪まる隊の大信田隊長は、地域の除雪活動に中学生が参加することの意義について「雪国育ちの子どもたちが除雪ボランティア活動に参画することは、周りの大人たちの姿を見て、スコップの使い方や、手で効率よく雪を寄せる方法を学ぶいい機会となる。また、一つの活動を通じて違う世代と触れ合う経験は、生徒にとってはもちろん大人にとっても貴重な時間になる」と、述べていました。

一方で、活動に参加した中学生からは、
「家では家族が除雪機を使ってやっているので、あまりこうして雪寄せをやることが無くいい経験になった」
「雪で困っている人が多くいることを知って、少しでもその人たちの役に立てて良かった」
といった感想もちらほら。
活動を通して、各々思うことがあったようです。
少し大げさな気もしますが、雪国育ちの我々にとって『雪寄せ』は生活していくうえで必要な技術の一つ。
雪はただ寄せるだけでなく、特に大きな雪塊へ向かうにあたっては、スコップの使い方や作業の進め方などの段取りも大切です。

中学生にとって、こうして大勢で除雪作業をするのは、なかなか無い機会。
一緒に作業をした大人の皆さんが除雪する姿から、学んだことも多かったはず。
また、除雪に困っている人がいるという地域の実態にも触れるいい機会になったのではないでしょうか。

大人のボランティアの皆さんにとっても
「こっちさ寄せればいい!」
「シャブロ(シャベル)こうやって使えばいい!」
「あまり頑張らねでな~!!」
と中学生に声を掛けながら、若者との交流を楽しむ一面もありました。

終始恵まれた晴天のもと、世代を超えて楽しく活動した一斉除雪。
雪まる隊の皆さん、本当にお疲れ様でした!
中学生の皆さん、次回も是非、若い力を貸してくださいね!!

太田の火まつり 継承にかける想い

2月3日(土)、奥羽山荘西側広場において、第37回太田の火まつりが開催されました。
地域に古くから伝わる小正月行事を一堂に行い、その伝承を目的として行われる、太田地域の冬の一大イベントとなっています。
当日は、少し雨混じりの雪に見舞われることもありましたが、天気は次第に回復し、会場は訪れた多くの人々で賑わいました。

今年の火まつりは、開催時期を例年より2週間ほど早めての開催となりました。
近年の気温上昇や積雪量の減少といった、2月下旬の気候変動がイベントに及ぼす影響を考慮して、この度の実行委員会で開催日程繰り上げの判断がされたことによります。

そのため、実行委員はもちろん、各集落や学校などでは、関係者の皆さんが早くから準備にとりかかり、紙風船の製作や天筆への筆入れなどの作業が急ピッチで進められました。

雪中田植えや、紙風船上げ、迫力の天筆焼きなど、見どころたくさんのイベントとなっている太田の火まつり。
今年も、地元の各集落や学校など、多くの人たちの手によって準備され、また、地元の多くの団体の協力で運営され、地元から多くの来場者を迎えて、盛会裏に幕を閉じました。
地域の小正月行事の伝承という目的を十分に果たした火まつりになったと思います。

当日の運営スタッフの活躍を振り返りながら開催の様子を紹介します。

午後5時、開場に合わせて甘酒を振る舞ったのは、市商工会女性部の皆さん。
日が落ち、だいぶ冷え込んできた時間。
飲んで体を温めてもらおうと、温かい甘酒を用意し来場者をおもてなしします。

そして、賑わい出す会場の一角では、関係者出席のもと神事が執り行われました。
厳かな神事の後は、地元ライオンズクラブとJA加工部による餅つきが行われ、温かいつきたての餅がその場にいた皆さんに振る舞われました。

午後6時、主催者を代表して、鷹嘴信行実行委員長よりあいさつ。
昨年11月から集まり、開催に向けて準備をしてきた実行委員の皆さんの想いを開会の宣言に変えました。
同時に、1回目の紙風船上げが行われ、おおたわんぱくランドの皆さんが作った紙風船が2つ、天高く舞い上がりました。

 

雪中田植えを披露したのは、田ノ尻部落の皆さん。
雪中田植えは、「たっこたっこ」または「正月田」とも呼ばれ、水田に見立てた雪上に束ねた稲わらと大豆の殻を植えるようにして立て、その年の作占いと豊作祈願をするものです。
早乙女は、集落から募った女性有志の皆さんです。
上は古風な絣(かすり)に履き物はブーツと、本来の形を損なわない程度に現代風にアレンジされた格好で、順調に作業が進められました。

 

東今泉集落の皆さんは寄せ太鼓の演奏を行います。
この東今泉八幡太鼓の寄せ太鼓は、東今泉集落に伝わる「東今泉神楽」をもとに復興したもので、火まつりが開催されてきたのとほぼ同じくらいの歴史があるそうです。
地域の若い層が顕彰しながら、長年にわたりそのパフォーマンスは受け継がれています。

 

紙風船上げは、ボランティアを含め15人ほどのスタッフで行いました。
今回集まった紙風船は40個、どれも地域の集落や学校で製作されたものです。
紙風船がガスバーナーで温められ膨らんでいくと、施された絵が綺麗に浮かびあがり、周囲の歓声を誘います。
スタッフは膨らませた後、くるくると紙風船を回し、作品をお披露目。
その後、アナウンスに合わせて夜空に解き放っていきます。
こうして次々と後を追うように上がっていく紙風船は、幻想的な光景を作り出しました。

 

天筆焼きでは、稲わらで作られた約8メートルの高さのカマクラに火をつけ、その燃え上がる炎に5色の天筆をかざし、炊きあげます。
この天筆は、地元幼稚園児や小中学生によって書かれたもので、色とりどりの子どもたちの願いが天高く舞う様子を見守る人々の姿がありました。
ちなみに、このカマクラには約20a(2反歩)分の稲わらが使われているそうです。
30年近く、このカマクラ作りと天筆焼きを主導している武藤定志さんによれば、「秋の稲刈りの頃から、既に少しずつ火まつりの準備を始めている」とのこと。

火まつりではその名のとおり、火を使う場面が多く見られます。
そのため、運営には地元消防団の皆さんからの協力が欠かせないものとなっています。
紙風船が上がっている間は、万が一落下した場合に備え、地元消防団員の皆さんが会場の内外に控え、終始紙風船を見守っています。
また、天筆焼きでは、カマクラの周囲をぐるっと囲み、火の粉などで観客に危険が及ばないよう、ロープで安全帯を確保する作業も行っていただきました。
フィナーレには、天筆焼きの残り火と冬花火がコラボレーションを果たしました。

今回の来場者数は約2,000人。
会場の駐車場はほぼ満車状態となり、地元駐在や、交通指導隊員が出動し、寒い中、駐車スペースの確保や沿道の交通整理を実施してくださいました。
おかげで、大きなトラブル等も無く、多くの方にイベントを楽しんでいただくことができました。

太田の火まつりは、昭和57年に太田町公民館と太田町連合青年会が主体となり、「ふるさと火祭り」を開催したことに始まります。
以後、太田の火まつりは地域の人の協力のもと37年の歳月をかけて、今や太田地域最大の冬季イベントとして成長を遂げてきました。
この成長を支えてきたのは、地域の皆さんのたゆみない努力にほかなりません。

今回の火まつりには、インバウンドや移住促進をターゲットにしたプロモーション映像を撮影に来ている関係者の姿もあったようです。
イベントの様子に加えて、伝統行事の継承に汗を流す地域の人々の活躍も、レンズを通じて伝えてもらえたら嬉しいなと思います。

火まつり関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした!!

マイナス12℃の楽しみ方

2月2日の朝はマイナス12℃と冷え込みました。
太田地域では、1月24日から連日のようにまとまった雪が降り、毎朝の雪寄せに苦労された方も多かったと思います。最も積雪が多かったのは1月25日の45㎝、雪の深さである積雪深は1月31日に今シーズンの最深118㎝をマークしました。2月2日は冷え込んだ分、降雪はなく積雪深は94㎝。雪国生まれの私たち、冬はこんなもんだと覚悟があっても、雪寄せがない日は何となく嬉しいものです。特に忙しい朝の雪寄せは、心と体力を消耗してしまします。そんな中、先日、大仙市の地域おこし協力隊の渡邉衣里さんのブログでは、雪寄せをする市民の方が紹介されており、雪の少ない地域から大仙に来てくれた衣里さんの新鮮な視点と雪への愛着、そして市民の皆さんがプラス思考で上手に雪と付き合っていることを知り、嬉しくなりました。やはり、憂うよりどうせならプラス思考で冬を乗り切りたいと改めて感じました。
そこで、太田からは、今朝のように冷え込んだ朝の楽しみ方を提案したいと思います。
名付けて『寒い日のキラキラ探し』
こちらは窓にできた氷の結晶を撮ったもの。IMG_2607IMG_2608
こちらは、土の地面についた霜を撮ったもの。IMG_2649IMG_2636IMG_2639
どれも、スマートフォンに某100円ショップのマクロレンズをつけて撮影したものです。雪の結晶や霜柱が朝日を浴びてキラキラしているのを、ズームで細部をのぞけちゃう特別感。特別なカメラやレンズがなくても撮れちゃいます。寒い朝もこれで楽しい気分になれるかも!?
まだまだ寒い日が続くと思いますが、暦の上では間もなく立春。降雪も冷え込みも今だけのもの、せっかくですので、期間限定の冬の楽しみ方をお試しください☆

天筆に願いを込めて FMはなびの収録

2月3日(土)、奥羽山荘西側広場(グラウンド・ゴルフ場)にて行われる「第37回太田の火まつり」。
太田地域に伝わる小正月行事の伝承を目的に、雪中田植えや紙風船上げ、天筆焼きなど、地域に伝わる小正月行事が一堂に行われ、例年多くの人々で賑わいます。
開催まで一週間を切り、紙風船作りや天筆焼きに使う札づくりなど、地域では関係者の皆さんが準備に勤しんでいます。

ところで、昨年の火まつり会場では、FMはなびの生中継が入り、紙風船が上げられる様子や、燃え盛る天筆の迫力などが電波を通じて伝えられ、まつりの新しい楽しみ方を我々に示してくれました。

★IMG_9346昨年度の生中継の様子

FMはなびは、今年も小正月行事の特別番組の中で、一部生放送で火まつり会場からその開催状況を伝えてくださるそうです。

その事前収録が1月26日(木)、おおた児童クラブ(放課後児童クラブ)で行われ、小学校1年生から6年生までの児童が各々願い事を短冊にしたためる様子が収録されました。
児童クラブを訪れたのは、FMはなびパーソナリティーの根田朋子さんと、セールスマネージャーの米澤友子さん。

いつもであれば50数名の児童が利用するにぎやかな児童クラブですが、インフルエンザ流行の影響等により、この日の利用者は34人と若干少なめです。

1IMG_1223行儀よく輪になってFMはなびのお二人をお迎えしました。

子どもたちに「FMはなび」って知っている?と質問したところ、
「知っている!ラジオでしょ!」と半分くらいの子ども達から良い反応がありました。
大仙市コミュニティFMの知名度は、子どもたちの中でもだいぶ上がってきているようです。

さっそく短冊に、夢や願いを書いてもらいました。
「絵を描いてもいい?」
「今の夢?大きくなってからの夢?」
さまざまな質問が飛び交う中、作業が進められます。

「好きな人の名前を書いてもいい?」という質問もあり、
『相手の人は、名前を書かれてもいいのだろうか・・・』という疑問を抱えながら、子どもたちが作業する様子を見守ります。
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願い事が書かれた五色の短冊は「み(緑)ぎ(黄色)あ(赤)し(白)あお(青)」の順に貼り合わせられ一枚の長い帯となります。
当日はこれを長い竹の棒に結びつけ、火が点いた天筆にかざし、炎で天高く舞い上がれば願い事が叶うとされているため、子どもたちは真剣に、ここ一番の願い事を短冊に書き入れていきます。

そして書き終えた人から、ラジオの収録に応じていきます。
「今よりも性能のいい車をつくりたい」
「大学に入って、学校の先生になりたい」
「パティシエになりたい」

という将来の夢や希望もあれば
「算数がすらすらできるようになりたい」
「マラソン大会で1位になりたい」
「スキーがもっとじょうずになりたい」
という学校生活での願いもありました。

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中には「ボクの夢は教えたくないな…」と出し惜しみしながらも、いざマイクを向けられると元気に夢を語り出す子もいました。

こうして収録された子どもたちの夢は、2月3日(土)の午後5時からFMはなびの特別番組『冬だから元気!雪国キッズ』の中で、火まつり会場の中継などを交えながら放送されます。

一方、第37回太田の火まつりは、2月3日(土)午後5時の神事から始まります。
そして、迫力の天筆焼きはフィナーレに近づいた、午後8時ころからの予定です。

当日、子どもたちの願いが空高く舞い上がることを願って・・・
FMはなびも  Check it out !!
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紙風船に願いをこめて

2月3日(土)開催の太田の火まつりに向けて、なんとなく気忙しい太田地域。
今年は例年より2週間早く開催されるため、各集落会や学校なども準備に早く取り掛かっています。
太田支所でも、毎年職員による紙風船づくりを行っていますが、今年は例年より早く1月17日・18日の二日間で作成しました。太田支所の職員であっても、太田地域出身者は3分の1ほどの人数しかいません。毎年の紙風船づくりは、地域の伝統を継承していく意味も込めて、当日のイベント運営だけでなく、受け継がれている技や想いを知るいい機会と考えています。
「太田の火まつり」は、地域に伝わる大切な小正月行事をさらに後世に伝承しようとはじまったものです。
そもそも火をたく年中行事は、私たち日本人の生活の中に古くから伝承されています。火は命の象徴であり、神霊を招く目印であり、いっさいを焼き尽くして浄化するなど、日本人の心の中でもさまざまな意味を思っています。
また、年神様や先祖をお迎えしてお祝いする大正月(元旦)に対し、小正月(現在の2月中旬)の時期には、豊作や地域の安泰、家族の無病息災などを祈る時期とされています。
太田地域で行われてきた天筆焼きや紙風船上げは、まさしく火をたく小正月行事、命の象徴である火をたき地域の安泰を願うことにこそ意義があったのではと思います。
その意義を感じながら、今年太田支所の紙風船には「祈 大仙市大雨災害早期復興」と願いをこめました。これは、昨年7月の大雨により大仙市が大きな被害をうけたことへの復興祈願です。
今年は職員と一緒に、東部新規就農者研修施設の研修生3名、そして地域おこし協力隊の渡邉衣里さんが参加してくれました。大雨の時のエピソードを語りながら、イラストの色塗りを担当してもらいました。DSC_3229DSC_3222今後就農を考えている研修生にとっても、大雨で被害を受けた農地への思いは格別。早期の復興を願うことと自らも災害に負けない強い農家になりたいと語ってくれました。今回参加してくださった研修生の3名は、みなさん太田地域出身、紙風船づくりは小学生以来という方と高校生以来という方。若い世代が地域の小正月行事に携わる姿は、気持ちのいいものです。「火まつりの実行委員も頼むよ!」と気合をかけられると「いいですよ」と即答。ノリなのかな?本気にしてもいいのかな?まずは楽しく参加してもらえたことは感じました。一つの目的に向かって、みんなで一緒に取り組むことは大人になっても楽しいものです。DSC_3253地域おこし協力隊の衣里さんは、二日間もお手伝いしてくださいました。下絵から色塗りそして紙風船づくりの一番の難所、貼りあわせの瞬間には、主要な部分ののりづけを率先して行ってくださいました。DSC_3271貼りあわせ風船の形になったところに熱風を入れ、膨らんだ中に衣里さんが入ると、まぁ一段とキュート♪IMG_2575こうして完成した紙風船、今年は一段と願いをこめた力作となりました。

紙風船づくりの手順や技ももちろん受け継ぐものですが、紙風船にこめる想いや願いも受け継いでいきたいと改めて思いました。火まつりの当日は天高く舞いあがり、紙風船にこめた願いが成就しますように☆
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。当日会場でお待ちしていますよ!

惣行集落会の紙風船づくり 太田の火まつりに向けて

太田地域の冬の一大イベント「太田の火まつり」が2月3日(土)に開催されます。
紙風船上げ、天筆焼き、雪中田植えなど、地域に伝わる小正月行事を一堂に集め、その伝承を目的として行われ、今年で37回目の開催となります。

例年であれば2月の下旬に開催されてきた太田の火まつりでしたが、近年は気温上昇や積雪量の減少、降雨などにより、イベントへの影響が懸念され始めたことから、この度の実行委員会で開催日程繰り上げの判断がされたところです。

 

火まつりの見どころの一つ「紙風船上げ」は、地域の各集落会や小中学校、園などで作られた紙風船が夜空に舞い上がり、太田の空に幻想的な光景を作り出します。
現在、2月3日の開催に向けて、地域の皆さんが紙風船の製作を進めているところです。

1月14日、惣行会館でも、集落の子ども達と保護者の皆さんが共同で紙風船作りに精を出す姿がありました。
作業は午前9時頃から、総勢25名が集まり行われ、私が到着した時は既に絵付け作業が始まっていました。

作られる紙風船は円筒形で胴周約5m、高さ約4mと大きめ。
その材料にはグラシン紙という、食品やお菓子の包装などによく使わる、薄く耐久性に優れた用紙が使われます。
76㎝×101㎝の用紙を貼り合わせ、それらに絵付けや文章を施した後、大きな大きな紙風船に組み立てます。

今年の絵柄は、子どもから大人まで幅広い人気を誇る、あのキャラクター達がモチーフ。
各々絵の具セットを持ち寄り、事前に保護者の皆さんがつけた下書きに沿って、絵の具で色付けしていきます。
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実際のモデルに忠実なものから独創性溢れるものまで、多種多様なキャラクターが描かれていきます。

アクリル絵の具を使っているので、乾いた後の艶と発色が鮮やかです。
最後に黒で縁取りをして・・・そうそう、作者の署名も忘れずに書き入れます。

絵の具が乾いたのを確認したら、紙を貼り合わせ紙風船にしていきます。
ここが一番気を遣う作業で、裏表が逆になったりしないよう、紙の向きに細心の注意を払いながら全員で慎重に行っていきます。
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全てが張り合わされたら扇風機で紙風船の中に風を送り膨らませ、大人は外から、子どもたちは紙風船の中から、紙がしっかり貼り合わされているか確認します。
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隙間がない事を確認したら、紙風船のてっぺん部分に、丸く切ったグラシン紙を張り付けて蓋をします。
そして、下部に針金の輪を固定し、完成!
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毎年製作している皆さんでも、絵付けから完成まで約3時間の工程でした。
良い仕上がりに、子どもたちも満足げです。

小正月行事の伝承を目的に開催している太田の火まつり。
開催にむけて、地域の各集落でこのような準備が着々と進められています。
同じ集落の大人と子ども達が集まり、こうしてひとつの紙風船を作るという作業は、紙風船作りの「技」と「想い」を後世に伝承する大切な時間でもあると思います。

準備から携わった皆さんにとって、火まつりを迎える楽しみもひとしおなはず。
心を込めて作った紙風船は、冬の夜空にどんな表情を見せるのでしょう。
今から楽しみですね!

楽しく食べて、心も体も健やかに

1月10日、おおた児童クラブで、太田地域食生活改善推進員(ヘルスメイト)の皆さんによる食育事業「レッツ!チャレンジ健やかクッキング教室」が開かれ、冬休み中の小学生約30名がヘルスメイトの皆さん手作りのお昼ご飯と、食後のゲームで楽しいひと時を過ごしました。toujyou
11時ころ、おおた児童クラブに8名のヘルスメイトが到着。
会場に昼食の入った大きな鍋やボウル、炊飯器なども一緒に運び込まれます。

初めに、ヘルスメイトの小松ミホ会長から児童クラブの皆さんにあいさつ。
ヘルスメイトの皆さんは、およそ1か月前の12月8日にもここを訪れ、「病焼きの日」の伝統を伝えようと、手作りのおやきを子どもたちにプレゼントしたばかりです。
あいさつの中で「病焼の日のおやきはどうでしたか。お正月は風邪ひかずに年越しできましたか?」と質問。
「はい!」という声に交じって、「風邪ひきましたー!」と元気いっぱいの声もありましたが、病焼のおかげで元気に年越しができた様子です。

続いて、さっそく今日のお昼ご飯に使われている食材の紹介を兼ねて、子どもたちにクイズが出されます。

1DSC_3073「煮ても焼いても揚げ物でも美味しいが、芽にはソラニンという毒がある食べ物は? ――ジャガイモ!」
「リコピンたっぷりで赤の丸くてかわいい野菜は? ――トマト!」

リコピンやカロテンといった用語にもひるまず、ほぼ即答で正解を当ててくる子供たちの知識の広さに、ヘルスメイトの皆さんが驚く場面もありました。

クイズで食材を紹介した後は、いよいよ昼食のメニューを発表。
今日の昼食は、
・とびきりカレー(玉ねぎ、ジャガイモ、カボチャ、ひき肉、レーズン、コーン)
・シャカシャカサラダ (千切り大根、水菜、レタス、ニンジン、トマト、お好みのドレッシングをかけて)
・デザート(果物、ヨーグルト、お好みのフルーツジャムをかけて)
の3種類です。

身なりを整え、手洗い・消毒を済ませ、さっそく昼食の準備が始まります。1DSC_3076
盛り付け作業は、メニューごとに子どもたちがセルフサービスで行っていきます。
最初から大盛りにする子もいれば、遠慮してか少なめに盛る子もいて、盛り付けの傾向は人それぞれ。
ヘルスメイトの皆さんは盛り付けを手伝う傍ら、腕によりをかけて作った料理が鍋やボウルから減っていく様子を見守っていました。moritsukesagyouサラダコーナーには、千切りされたトマトやニンジン、レタスや大根がずらっと並びます。
野菜をただ盛り付けるのではなく、あらかじめ持ってきたタッパーに入れ、好きなドレッシングをかけ蓋をし、シャカシャカ軽く振ると、ドレッシングと野菜がいい具合に混ざったシャカシャカサラダの完成です。
野菜を敬遠しがちな子供たちに、普段とは違った食べ方でサラダを食べてもらおうというヘルスメイトならではの工夫が見られます。
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全員盛り付けが終わると、ちょうど12時になりました。
席についたら、感謝の気持ちを込めて「いただきます」をします。
私も一緒に、いただきます!
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一口目のカレーをほおばった子どもたちは、
「うちのカレーと違う!」
「これなんだろ、何か入ってる・・・ほしぶどう?!」
と、普段食べているカレーとの違いに新鮮な様子。
入っている具材に目を凝らしながらみるみるうちにお皿を空にしていきます。
itadakimasu2サラダもデザートも「うちのと違うけれどおいしい!」とつぎつぎに完食。
食べ始めて10分もしないうちにおかわりに立つ人が続き、カレーやデザートだけでなく野菜のコーナーにまで再び列を作りました。
この列の中には、普段から野菜が得意でなくあまり食べないという子の姿もあり、普段好き嫌いの多い子が何回もおかわりしているのを見て、児童クラブの先生方も驚いていました。

お腹いっぱい昼食を食べた後は、片付けの時間をはさみ、グループに分かれてお正月遊びの定番「かるた」で遊びます。
このかるた、その名も「食育かるた」といい、食や生活習慣について学べるような絵柄や文章が使われた、まさに食育事業にうってつけの仕様となっています。
ヘルスメイトさんも札を読む係として各グループに加わります。

karutatori最初は穏やかにはじめられた札取は次第に激しさを増し、場は白熱。
子どもたちの元気な声が響き渡りました。

中には頑張りすぎて食後のいい運動になった人もいるかもしれませんが、一般的に、こうした座ったままできる食後の団らんは、食べたものの消化を促し、お腹だけでなく精神的なコンディションも整える効果があると言われています。
1DSC_3149こうして楽しい時間は過ぎ、あっという間にお開きの時間。
お腹も心もいっぱいになった子どもたちから、ヘルスメイトの皆さんに感謝の言葉が伝えられました。

事業の後、子供たちからは、
「干しぶどうが入ったカレーは初めてで、最初驚いたけれど食べてみたらおいしかった」
「ふだんあまり野菜は食べないけれど、みんなおかわりするから食べてしまった」
「大勢でかるたができて楽しかった」
という満足げな声を聞くことができました。

食事の際、栄養やバランスの観点から『何を』食べるかということはもちろん大切ですが、『誰と、どうやって』食べるか、そして食べた後『どう過ごすか』も心身の健康にとってとても重要な要素と言えます。

子どもたちにとって、みんなで同じものをよそって食べる「会食」の効果、そして食後に心と体を整える『団らん』の大切さを体験することができた貴重な時間でした。

ヘルスメイトの皆さん、この度も素晴らしい食育事業をありがとうございました!

あまくて大粒「太田産いちご」

新しい年の始まりは、めでたく赤いもの、そしてがんばる農業の実態を広くお知らせする話題をと思い、仕事始めの1月4日に「アグリフォー太田」のいちごのハウス棟にお邪魔してきました。

太田町東今泉地域の農事組合法人「アグリフォー太田(小松一男代表理事)」では、いちごの栽培に取り組んでいます。
「アグリフォー太田」は平成20年1月の設立、太田地域でも農業法人経営に取り組んだ先駆けであり、稲作だけに頼らない経営戦略を繰り広げています。春から秋にかけては稲作と大豆を栽培、そして新しい戦略として今シーズンからビニールハウスでのいちご栽培にチャレンジしています。

見渡す限り雪の中に突如、大きなビニールハウスが4棟見えてきます。IMG_4833

「いちご直売所」の看板で雪道を入っていくとプレハブ小屋に到着。中に入ると、あまい香りに包まれながら、従業員の皆さんが真っ赤ないちごをパック詰めしています。IMG_4790IMG_4780

大きないちごに目を奪われます。サイズの違いはわかるものの、見た目で品種の違いまではわかりませんが、パック詰めしているのは「とちおとめ」「紅ほっぺ」「やよいひめ」の3種類。取材者の特権で、もぎたてを味比べさせてもらいましたが、どれを食べても甘酸っぱさがたまらくおいしい!どれがおいしい?と聞かれても、食べた直後が一番美味しくて、食べるほどに一番が変わってしまいます。
今シーズンから始まったいちごの収穫、もちろんパック詰めも初めてのことです。「いちごの頭を揃えて詰めて。商品の顔になるから、見栄えが良くないと」「これ、目方いいべが?」「目方じゃくてグラムでしょ」などと作業される様子にも、チームワークの良さが感じられます。

その後、いちご担当の高橋均さんに案内していただき、ビニールハウスにもお邪魔しました。IMG_4830IMG_4811

ハウスの中は、あま~い香りと温かさに包まれています。ハウス内の室温は24度ほど、いちごの生育に適した温度に保たれています。いちごの株が植えられているのはヤシ床とよばれる、ヤシの木が原料のいちご用のベット。IMG_4795

温水管が埋め込まれベットは常に17度ほどに保たれており、さらに栄養分になる養水のパイプもあり、時間になるとパイプから養水がドリップされているとこのこと。まさに手厚く温室育ち、おいしいいちごに育つはずです。

いちごの一株からは約10粒ほどのいちごが収穫でき、最初は大粒、だんだんと小さくなるそうです。そして次々と実をつけるための重要な役目を担うのがミツバチです。ハウスの中に、ミツバチの巣箱があり、そこから次々とハチが飛び立ち、花から花へと渡っていきます。IMG_4827

「アグリフォー太田」のいちご栽培に向けた始動は昨年5月末、そして8月中にビニールハウスの引き渡しを受け、実際にいちごの苗植えをしたのは9月14日だったそうです。日照時間を確保するために、決まった時間まで照明をつけたり、ハウス内の温度を一定にするため、空気を循環させるポンプや送風機があったりと、雪国でいちご栽培をするための設備や工夫がたくさんありました。たいへんな設備投資に、「いちご栽培をやろうとおもったのは、一大決心ですよね?」と高橋さんに質問をぶつけると「代表がやりたかったので、すぐ決まりましたよ」と一言。そして代表の小松一男さんは「いちごをやることが夢だったんだ。夢はみるものでなくて、かなえるものだ」と笑い飛ばします。リーダーシップと信頼感、いい仲間でいい仕事をしているのだなと、また一つ法人経営の良さを感じました。仲間がいるからこそ信頼して新しいチャレンジができ、そして一緒に働く仲間のために通年就労を生み出している、いちご栽培の取り組みには、そんな仲間を思う温かさがあるような気がしました。

「アグリフォー太田」の新しいチャレンジである「いちご栽培」、太田支所では今後も応援していきます! 太田産いちごはJAに出荷しているほか、直売所でも購入できます。大粒のあま~いいちご、ぜひお試しください。IMG_4785

ちなみに、1月15日は「いいいちご」のゴロ合わせから「いちごの日」だそうです。
1月15日は、太田産いちごを食べましょう!

滑り初めは大台スキー場で

あけましておめでとうございます。
いよいよ平成も30年を迎えました。

年末年始は更新をお休みさせていただいた当ブログですが、本年もまた新たな気持ちで「太田地域の情報発信」に努めていきたいと思います。
何とぞよろしくお願いいたします。

さて、この年末年始の空模様はというと、12月31日時点での積雪深は70cm超を記録し、12月29日から1月3日までの6日間で除雪車は4回出動するなど、ほとんど降雪が無かった前年に比べ、なかなかの大雪となりました。

ただ幸いにも、大晦日の夜から元旦にかけては少し気温が上がり、平地では雨が降るなど、年明けから除雪作業に勤しまずに済んだことは、まず何よりだったなと感じています。

そのような中、このお正月はいかがお過ごしでしょうか。
初詣や初売り、書初めなど、正月ならではの催しを楽しまれている方も多いかと思います。

一方、大台スキー場には新年早々「滑り初め」に来られる方も多かったようです。

こちらは昨日、1月3日の様子。
天候も良く、澄んだ仙北平野が見渡せるまさに絶好のロケーションの中、訪れた多くの人で賑わいをみせました。
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昨シーズンは、雪不足により悔しくも年末年始の営業ができなかったことから、こうして年末年始の営業ができるのは2年ぶりのこと。

ゲレンデがカラフルなスキーウェアで彩られ、夜はナイターの光に輝く様子は、まさに太田地域の冬の風物詩ともいえます。
IMG_81371月2日から6日にかけてのお正月期間中は、日中営業(9:00〜16:00)に加えて、毎日ナイター営業(17:30~21:30)が行われています。

滑り初めがまだの方も、すでに何回も行っているという方も、是非足をお運びください!!

来年の目標はなんですか

今年も残すところあとわずか。

積雪がほとんどなかった昨年とはうって変わって、今年は11月16日の初雪に始まり、12月半ばから降り続けた雪は根雪となりました。
太田地域の積雪深は28日の朝時点で56センチを観測しています。

特にこの年末26日から27日にかけては、日本列島に爆弾低気圧が停滞し、ここ太田地域も暴風雪に見舞われました。

外でひっきりなしに吹く風雪にも関わらず、26日と27日の2日間は太田文化プラザで「太田キッズまなびぃ」が開催され、既に冬休みに入っている小学生の皆さんが元気に自学自習に取り組む姿がありました。 DSC_2905 まなびぃ最終日の27日の参加者は70名。
来年は戌年ということで、来年の年男年女である「戌年生まれ」の皆さんに来年の目標を聞いてみました。

・東小学校6年 加藤羽琉さん
「(スポ少のサッカーで)来年は試合中シュート決めなくてもいいので、アシストを頑張っていきたい」

・東小学校5年 高階  冴さん
「学年目標の『(時間ごとの)気持ちの切替え』があまりできなかった気がする。来年は6年生になる年なので、クラス全体で目標達成できるよう頑張りたい」

・東小学校5年 小松拓翔さん
「(スポ少のドッジボールでは)相手を狙うコースをしっかりして、アウトを一杯とれるようになりたい。そして、選手権で優勝して、全国へ行くことを目標に頑張りたい」

・北小学校5年 近藤千洋さん
「来年はもうちょっと勉強を頑張って、得意な科目をもっと伸ばしていけるよう努力したい」

・南小学校5年 伊藤杏李さん
「(スポ少のバスケットボールでは)今年の練習や試合では、まだまだ声が出せていなかった気がする。来年はもっと積極的に声を出して、全県大会出場を目標に頑張りたい」

DSC_2908ネットで検索してみると、戌年生まれは一般的に
『正義・忠誠に熱い』『人に優しく謙虚である』『真面目で協調性がある』
と言われているようです。

なるほど、皆さんの目標を聞いていると、
「大きな飛躍よりも、こつこつと努力して何かを成し遂げていきたい」
「クラスやチームの一人として、しっかりと役割をこなしていきたい」
といった、戌年生まれならでは(?)の潜在的な意識があるような気がします。
DSC_2901中には、質問に元気よく「目標?ん~、ありません!」と答えた皆さんも、
本当はあるのに戌年ならではの謙虚さが出て遠慮してしまったのかもしれません。

皆さんが目標を無事に達成され、飛躍の年になることを願っています。
さて、今年1年も太田地域のブログを応援下さった皆々様、本当にありがとうございました。
来年も太田地域のホットな話題、人物、スポット等を紹介していけたらと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください。
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太田中学校吹奏楽部、全国銀賞おめでとう!!

12月16日(土)、「第45回マーチングバンド全国大会」中学生の部(小編成)に出場した太田中学校吹奏楽部。

結果は堂々の銀賞!
金賞には届かなかったものの、秋田県代表、そして東北代表のチームとして、精一杯頑張ってきました。

全国大会まで一週間を切った12月10日(日)、太田中学校体育館で、日頃から応援してくれている地域の皆さんへ感謝の気持ちを込めて、壮行演奏会を開催。
太田地域もまた、本番の応援に向けて一つになることができました。
2017年の最後に、熱い話題を本当にありがとうございました!

1DSC_2678壮行演奏会の様子

 

全国大会出場を最後に3年生は引退となります。
この度はお忙しい中、吹奏楽部を代表して、部長さんと2人の副部長さんに、全国大会に出場してみての感想と、吹奏楽・マーチングにかける想いなどを聞いてくることができました。

インタビューにお答えいただいたのは、こちらの3人。
部 長 伊藤奏海(かなみ)さん
副部長 髙橋月乃(つきの)さん
副部長 清水川光春(みつはる)さん
DSC_2862最近の中学生と、あまりこうしてトークすることが無い私・・・
少し緊張しながらインタビューに向かった私でしたが、ハキハキと自分の言葉で想いを語る3人の態度に、『今どきの中学生はこんなに立派なのか・・・!』と驚かされてばかりの1時間となりました。

まずは部長の奏海さんに質問。
――全国大会を終えてみての心境はいかがですか?

奏海さん「演奏が終了した直後は『楽しかった』という気持ちと『これで終わりなのか』と残念な気持ちが強かったです。少し時間が経った今、冷静になってあの時の演奏のことを考えてみると、いろいろと課題はあったような気がするけれど、これまでの歩みの集大成を全国の舞台で見せられたことは最高の思い出になったと思います。」

本番後のみんなの笑顔がすごく印象的だったと振り返る奏海さん。
小さなミスも含めて、自分たちにできる精一杯を見せられたとのこと。

続いて、月乃さんに質問。
――実際会場に立ってみて、雰囲気はいかがでしたか。
月乃さん「普段私たちが練習していた体育館や、今まで大会で使った会場と比べて、会場のさいたまスーパーアリーナは天井もフロアも段違いの大きさでした。特に天井が高く、せり出した観客席はフロアを全方向から囲んでいて360度見られているという、今までの会場とは全く違う感覚でした。最初は緊張して、指揮をする先生を見なければいけないのに、観客の数に圧倒されてキョロキョロと視線が定まらない自分がいました。」

そして、そんな大観衆の中、演奏を始めたときの気持ちを光晴さんはこう振り返ります。

光晴さん「『いつ始まるのかな』というどこかおぼつかない気持ちの中、演奏が始まるのを待っていました。普段練習していた環境と違い緊張していたこともあって、演奏の始め、入り方が分からなくなり、少し気持ちが遅れてしまいましたが、次第に緊張がほぐれ演奏に体がついてきました。途中からは普段どおりの演奏をすることができたので、毎日練習を重ねたお蔭だなと思いました。」

最大で約37,000人もの観客を収容できると言われているさいたまスーパーアリーナ。
全国から集まった観客の視線が自分たちに一斉に注がれることを思うと・・・なんだか聞いているこちらが萎縮してしまいそうです。
今までないくらいのプレッシャーのもと演奏をやりきることができたのは、日々打ち込んだ練習の成果にほかなりません。

3年生はこの大会を最後に引退となります。
「全国大会が最高の思い出になった」と語る裏側には、チームで乗り越えてきた数々の壁があったことでしょう。

――今までの練習で大変だったことを教えてください。

奏海さん「部員にはいろんな人がいて、考え方や意見がそれぞれ違ったので、一つの演奏を仕上げていくとき、一人一人が『こうしたい』という意見を集約するのが大変でした。でも、確かに大変だったけれど、それを『楽しい』と感じながら皆でやってくることができました。だから全国に行けるチームになったのだと思っています。」

月乃さん「今のメンバーは男女比が半々くらい。吹奏楽を始めたスタートラインも違い、バンドに対する気持ちの温度差や、意識の持ち方が人それぞれだったので、大会の度に悩むこともありました。あと、個人的には自分のパートが手いっぱいになり、後輩からの相談にうまくのってあげられず悩んだこともありました。助けてくれる周りのメンバーがいたからここまでやってくることができたと思います。」

光晴さん「メンバーへの指導が難しかったです。マーチングでは、動きながらの演奏のため、ドリルシートという譜面に代わるものを暗記して演奏するのですが、間違って覚えている人がいると次第にそれが大きな誤差になり、全体の動きや完成度にも影響してきます。動きが違うメンバーがいた時など、うまくそれを伝えるのが難しくて、自分の指導がその人にも、チームのためにも逆効果になったりしないか、気を遣いながら練習したことが印象に残っています。」

息の合った緻密なチームプレイが要求されるマーチングの世界。
太田中吹奏楽部25名が出場した小編成の部は、人数が少ない分、大編成に比べ一人一人の存在が際立つ部門です。
3人の話から、メンバー同士が意見を摺合せ、困った時は助け合い、技術を高め合いながら良いパフォーマンスを目指してきた活動の軌跡を垣間見ることができました。

1510103390372東北大会の様子

 

そんな皆さんにとって、大きな存在となっているであろう吹奏楽部。
―― 今のあなたにとって、吹奏楽・マーチングとは何ですか?

奏海さん「自分を表現できるもの、です。私は小さいころ、あまり人と話すのが得意ではありませんでしたが、小学校、中学校と続けてきた吹奏楽は、私に、集団の中で自分の考えや気持ちを表すことの大切さやその難しさを教えてくれました。また、今までいろんな楽器を吹いてきましたが、どの楽器の音も吹いているときの自分の気分と重なることにも気づきました。そういう意味でも、まさに表現手段の一つだと思っています。」

月乃さん「自分らしくいられるもの、だと思います。小学校から吹奏楽を始めて、中学校でサックスに出会いました。自分は大好きな音楽で、全国大会出場という素晴らしい思い出と、一つの目標を大勢で成し遂げたことで今までにない感動を味わうことができました。みんなで演奏するなかで、自分らしくいられる、それが自分にとっての吹奏楽・マーチングだと思っています。」

光晴さん「みんなで努力する大切さを教えてくれるもの、だと思います。自分は他の2人と違い、中学校に入るまでマーチングというものを知りませんでしたが、一つのバンドとして、良い音を出そう、多くの人を楽しませようと目標に向かって活動した吹奏楽部は、自分にとって協調性を養う場だったと思います。」

3年間の部活動を通じて、技術的な面だけではなく、自分の人生にとっても大切な何かを得たと確信する3人。
そして、得たことをこれからの人生に活かして行きたいと語る姿に、他の3年生もきっと同じような心境なのだろうなと、頼もしく思いながら聞いていました。

CIMG1532全国大会会場にて(演奏終了後)

 

3年生が抜けて2年生にバトンタッチし、新しい太田中学校吹奏楽部が始動したばかり。
インタビューの裏側では、後輩たちが次の大会に向けて練習に励んでいるところでした。

最後、「高校でも吹奏楽を続けたいですか?」という質問に「はい」と大きくうなずいた3人。
その横から、顧問の奈良先生はすかさず「まずは志望校に行けるように頑張らないとね」と一言・・・3人はちょっぴり苦笑い。

そう、3年生の皆さんにはこれから高校受験が待ちかまえています。
でもきっと皆さんなら吹奏楽を通して培った忍耐力、精神力で受験シーズンも乗り越えられるはずです。

来年の春も、いい話を聞かせてくださいね!!

大台スキー場 OPEN!!

こちらは今日の大台スキー場。
12月18日からスタッフ総出で進められた準備作業によって、雪を蓄えたゲレンデはすっかり見慣れたスキー場へと姿を変えていました。
現時点での積雪量は約50~60センチほど。
下のファミリーゲレンデは既に滑走可能な状態で、予定どおり12月23日(土)から営業を開始します。

今日22日は、営業開始に先立ち、スキー場開きのセレモニーが行われ、関係者や報道陣など合わせて約30名が参加しました。

ここ数年、充分な積雪が得られず、12月中の営業ができない年が続いていた大台スキー場。
今年は約2年ぶりにスキー場開きと同時オープンが叶うのだそうで、スタッフ一同、安堵の面持ちでセレモニーに臨んでいました。

まず、シーズン中の安全祈願のため神事がとり行われます。1IMG_80601DSC_2876オープニングセレモニーでは関係者によるテープカットの後、スタッフによる初滑走が行われました。
1DSC_2884 DSC_28881DSC_2895掲げたトーチの煙をなびかせながら、列を作ってゆっくりと滑り降りるパフォーマンスを見せたスタッフの皆さん。
今シーズンも利用者にとっての安全を第一に、楽しく快適なスキー場運営を目指していくことを確認し合っていました。

ロッジの厨房も稼働を始め、今日は参加した全員に、大台の十割そばが振る舞われました。
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スキー場では今季も、ロッジや中里温泉で利用可能な・・・
①リフト1日券・4時間券を持参すると中里温泉の入浴無料!
②平日リフト1日券・ナイター券を購入で、ロッジのラーメンが半額に!!
③4時間券を購入し、ロッジで500円以上の食事をするとリフトの乗車時間を1時間延長!!!
などの特典を用意して皆様のお越しをお待ちしているそうです。

今年度で37回目のシーズンを迎える大台スキー場は、昭和56年の開業以来、長年にわたり地域内外からのスキーヤーやスノーボーダーにとっての憩いの場、また技術研鑽の場として親しまれています。
中には、ここから全国・世界の舞台へと羽ばたいた選手も数多くおり、かつてジュニアレーシングで活躍し、世界大会への出場経験のある金子未里選手(大曲地域四ツ屋出身)もその一人。
そして今、太田中学校3年の髙橋凛湖さんも、全日本ジュニアユース管理指定選手として同じく世界へと羽ばたこうとしています。

地元スキー連盟は、スキー競技の普及の指導という観点から、ここをホームゲレンデとして全国や世界で通用する選手の育成にも力を入れていきたいとしています。

太田地域の住宅地から約10分、「いちばんちかくのスノーリゾート」として、初心者から上級者まで、多くの人に愛される「大台スキー場」明日から営業スタートですよ〜!
皆さまのお越しをお待ちしています!!