平成27年 年頭のあいさつ

2015年1月7日

 あけましておめでとうございます。市民の皆様には健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年は、消費増税、米価下落、年末の衆議院解散・総選挙など様々な出来事がありましたが、本市においては「市民が安心して暮らせるまちづくり」が一歩前進できた年でありました。

 本市の大型プロジェクト「大曲通町地区第一種市街地再開発事業」が大きく前進し、整備する2街区のうち北街区が4月に完成しました。大仙仙北圏域14万人の念願だった地域中核病院・大曲厚生医療センターが開院したほか、市民活動交流拠点センターやショートスティ、バスターミナル等もオープンしております。残る南街区についても健康増進センター・社会福祉協議会本部や認定子ども園、駐車場などの建設が進んでおり、区画整理事業の終了とあわせ、27年度中には全施設が完成し、これによって駅の東西が結ばれた新たな「まちの顔」が誕生します。

 安全・安心なまちづくりも進展しました。災害発生時の応急対策等を総合的に定めた新たな「地域防災計画」を昨年3月に策定するとともに、冬期間における市民の安全・安心な暮らしの実現を目指した雪対策の指針となる「雪対策総合計画」を9月に策定し、今冬から一部実施に入っております。今後、これらの計画に基づき安全・安心につながる具体的な取り組みを進めてまいります。

  農業の振興については、国農政の大転換への対応と将来を見据えた施策展開を図るため、若手農業者や農業法人、流通関係者等の皆様と農業の今後について語り合い新たな農業振興計画の策定につなげる「農業活力創造懇話会」を開催するとともに、複合経営の推進として大豆栽培モデル対策事業や園芸作物生産拡大対策を進めるほか、担い手の育成・確保対策なども積極的に取り組んでおります。

 創造花火誕生50周年記念大会として開催された「大曲の花火」については、皆様からのご協力のもと盛大に開催することができ、次のステージに飛躍する素晴らしい大会となりました。また、花火のブランド力を最大限活かして工業・商業・観光・文化・教育など多岐にわたる施策を展開する「花火産業構想」も4月にスタートし、事業の具体化に向けた作業が進められております。

  今年は大仙市誕生10周年という節目の年であります。この10年は各地域の産業・文化・伝統などの地域の特性や独自性を大切にしながら新市としての一体感の醸成に努めるとともに、地方分権時代にふさわしい「市民と行政との協働のまちづくり」を推進してまいりました。旧市町村ごとに地方自治法に基づく地域自治区及び地域協議会を設置し、地域枠予算等により自治活動を最大限支援するなど、市民の知恵と活力が溢れるまちづくりを進めました。また、市政運営の羅針盤である「大仙市総合計画」のもと、子育て・教育、医療・福祉、産業、防災など今対応しなければならない喫緊の課題に取り組んでまいりました。10周年を迎える今、大仙の未来を思う皆様からのあたたかく力強いご支援により、新市の土台はしっかりと築かれ、新しい芽が出てきております。

 10周年はこれまでの軌跡を振り返り、これからの未来を描く節目のときであります。市ではこの節目にあたり、本市における自治の基本理念や行政運営の基本原則を定める「自治基本条例」を制定することとしています。この条例のもと「市民と行政との協働」の気運を一層高めながら、市民が誇りと責任を持って活躍できるまちづくりに努め、本市の将来都市像に掲げる「人が活き 人が集う 夢のある田園交流都市」が実現できるよう、これからも前に歩を進めてまいります。皆様からのさらなるご支援とご協力をお願い申し上げます。

 結びに、新たな年が市民の皆様の笑顔が輝く素晴らしい年になりますよう心からご祈念申し上げまして、年頭のあいさつといたします。

大仙市長  栗林 次美

ソーシャルメディア

このエントリーをはてなブックマークに追加