【協和】地域の魅力再発見

2018年9月7日

市では、地域住民と協働のまちづくりを推進し、地域の活性化を図ることを目的として、地域の魅力再発見事業に取り組んでおり、協和地域では、交流人口の増加や地域ブランディングを図るため、「食」をテーマに事業を進めています。

 

きょうわ縁結びグルメプロジェクト~地域事業者と進める新たなご当地グルメ開発~

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 「きょうわ縁結びグルメプロジェクト」とは、協和支所地域活性化推進室と協和地域の事業者が協働で『きょうわ縁結びグルメ』を開発し、地域を売り込んでいくものです。 

きょうわ縁結びグルメとは?

協和地域の農畜産物と有縁交流都市である宮崎県宮崎市の農畜産物を活かし、協和地域を訪れる人々との”縁”を持ちたいと願いを込めたグルメです。大仙市協和(旧協和町)は、縁結びや子宝の神社として唐松神社が有名です。また、宮崎市(旧佐土原町)と深いつながりもあり、”縁”という言葉に何か不思議な繋がりがあるまちです。その協和という地域から、地域の素材と素材を結び付けることで新しい食を発信し、この地を訪れてくれた人と縁をつくりたいという想いから、“縁結び”という言葉をこの事業の中心に置き、進めています。

きょうわ縁結びグルメプロジェクトの基本的理念

■人と地域の縁結び  

協和地域を訪れた人がこの地域に興味を持ち、再び訪れてもらえるような取り組みをしていきます。

 
■素材と素材の縁結び

地域の素材を組み合わせ、地域の農畜産物の消費拡大と、協和の新しい食の創造をしていきます。

 

■事業者同士の縁結び

協和地域の事業者同士をつなげ、連携することで地域経済を活性化をしていきます。

【最新版】きょうわ縁結びグルメガイド(PDF)

きょうわ縁結びグルメを網羅したグルメガイドです。現在発売されているきょうわ縁結びグルメは、こちらをご参照ください。

 

グルメガイドはこちら

 

戊辰戦争150年 大仙・宮崎有縁交流拡充事業~両市をつなぐ日本酒の開発~

  今年度、協和地域の魅力再発見事業として、大仙市協和地域と宮崎市佐土原地域の農家、酒蔵の奥田酒造店の協力のもと、戊辰戦争から150年を記念した日本酒を製造します。なぜ、宮崎市なのか?なぜ、戊辰戦争なのか?その経緯と背景をご紹介します。

そもそも戊辰戦争とは?

一般的に、戊辰戦争は新政府(薩摩・長州藩等)と旧幕府との戦争とされ、1868年正月3日、京都の鳥羽・伏見での戦争を皮切りに、新潟・北越戦争、福島・会津戦争を経て、翌1869年5月18日に北海道・五稜郭が開城して箱館戦争が終結するまでの518日間にわたる国内戦争と説明されています。一方で、秋田藩領内でも新政府軍と奥羽越列藩同盟軍(仙台・庄内藩等、以下列藩同盟軍)との熾烈な戦いが繰り広げられました。列藩同盟軍は、雄勝(院内口)・仙北(生保内口)・由利(吹浦口・矢島口)・大館(十二所口)から進軍し、藩都久保田城を目指します。横手城は8月11日に落城、大館城は8月22日に落城し、両城下も戦火に見舞われ、多くの民家が焼失の憂き目に遭います。大仙市内は、列藩同盟軍が久保田や角館を目指す路程にあり、また秋田藩の最重要防衛拠点として位置付けられていました。市内では、8月13日から9月18日まで戦闘が繰り広げられ、角間川・花館・南楢岡・刈和野・峰吉川・福部羅・小種・境・国見地区で大激戦となりました。

大仙市と宮崎市の繋がり

市内全域が戊辰戦争の戦場となり、特に境は、大きな被災を受けました。この際、秋田藩の援軍として佐土原藩士約100名が参戦し、このうち8名が境周辺で戦死しました。戦禍から124年後の平成4年、秋田の地で亡くなった佐土原藩士が手厚く供養されていることを知り、その遺族をはじめとする墓参団が協和町を訪問したことから、協和町と佐土原町の交流が始まりました。

 

そして、平成13年6月3日に両町は、有縁交流提携を結びました。その後、協和町は平成17年3月22日に周辺市町村と合併して大仙市となり、佐土原町は平成18年1月1日に宮崎市と合併して宮崎市となりましたが、交流は今の大仙市と宮崎市に引き継がれています。

両市の交流

両市は、約140年の歴史を持つ宮崎県を代表するお祭りである「宮崎神宮大祭」や「大曲の花火」を相互に訪問するなど、交流が行われてきました。行政・議会関係者だけではなく、民間団体「さどわら会」(協和地域の組織)、「きょうわ会」(佐土原地域の組織)がそれぞれ発足し、市民レベルでも交流を深めてきています。

今ではこんな交流も

両市の交流は多岐に渡り、現在では次のようなものがあります。

青少年交流事業

交流の次世代への継承を目的として、中学生の交流事業を実施しています。平成28年には、大仙市の中学生12名が宮崎市を訪れ、佐土原地域の3校の生徒と交流を深めています。平成29年には、宮崎市の中学生10名が大仙市を訪れ、協和中学校の生徒と交流を行っています。

物産の交流

平成17年2月の道の駅「協和」の開業を機に、宮崎市佐土原の物産販売を開始するなど、両市の物流も交流によって生まれています。

きょうわ縁結びグルメ

大仙市では、各地域において、地域住民の意見やアイディア、眠っている資源を活用し、住民と行政が協働で地域活性化を図る目的で地域の魅力再発見事業を進めています。その中で協和地域は、平成28年度から協和地域と宮崎市で採れた農畜産物にこだわったご当地グルメ、「きょうわ縁結びグルメ」を開発し、イベントやグルメマップを活用しながら、市と地域事業者が一体となって売り込みを行っています。

150年の節目に記念の日本酒を

今年度、協和地域の魅力再発見事業として、協和地域・佐土原地域の農家と酒蔵の奥田酒造店の協力のもと、150年を記念した日本酒を製造します。奥田酒造店は、創業から300年以上の歴史のある酒蔵で、戊辰戦争の戦火にもさらされました。この酒蔵で仕込むこだわりの日本酒は、県内はもちろん、首都圏にも多くのファンがいます。記念酒のコンセプトは、桜。佐土原藩の方々の慰霊碑がある境の萬松寺には、大きなシダレザクラがありますが、このシダレザクラは、戦火で焼けたものの、根元から三本の新芽が生え、150年の年月をかけて現在の大木へと成長しています。

今後、大仙・宮崎両市の絆をこのシダレザクラのように太く、そして大きく育んでいきたいという願いを込め、萬松寺のシダレザクラをイメージして造ります。今年の年末にはできる予定で、首都圏イベントや市内のイベント等で振舞われることになっています。この記念酒が、今後の両市の経済的・文化的交流をより推進していくとともに、広くこの交流を知ってもらうきっかけとなればと考えています。

縁を未来に繋げる

150年前、国を分けた戦がありました。そして、この地は激しい戦地となり、そこで一つの縁が生まれました。私達の祖先から生まれたこの縁を大きく育み、次世代に繋いでいくことが大切だと考えています。今後も、人・物・文化を相互に交え、相乗効果が生まれる交流を目指し、推進して参ります。

このたびこの交流を広くPRするチラシを製作いたしました。ダウンロードはこちら

 

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