農作物等における雪害防止対策―農業者の皆さまへ―

2018年12月5日

 平成30年11月21日に仙台管区気象台が発表した東北地方3か月予報(12月~2月)によると、東北日本海側の降雪量はほぼ平年並と予想されています。今後、本格的な降雪期を控え、積雪による農作物及び農業施設への被害防止と、除雪作業中の事故防止のため、下記対策をお願いします。

 

【1 共通事項】


○ 除雪作業を行う場合は、次の事項に注意してください。
・除雪作業は、複数人で行うように努める。
・屋根等の高所での作業は、ハシゴをしっかりと固定するとともに命綱をつけ、雪の緩みに注意して行う。
・除雪機を使う場合は、ローターに巻き込まれない服装にするとともに、点検・調整等は必ずエンジンを止めて行う。
・作業小屋等の軒下で作業する場合は、落雪に注意する。

 

【2 積雪期の対応】


(1)農業用施設(パイプハウス等)


○ 屋根の雪おろしは、屋根及び側面を中心にできるだけ早く行い、特に日照や風により屋根の北側または風下側に偏って残らないようにする。
○ 施設側面に堆積した雪(特にハウスとハウスの間)は、側圧がかかるので、速やかに除雪する。
○ 大雪が予想される場合は、倒壊を防止するため、支柱等による施設の補強を図る。
○ 被覆していないハウスもジョイント部分等への着雪により倒壊する恐れがあるので、適宜、雪を落とす。
○ 無加温時には、施設内を気密にして室温の上昇を図り、屋根からの雪の自然落下を促す。
○ 暖房機や石油ストーブで加温する場合は、内部カーテンを開いて屋根からの放熱量を増加して積雪を滑落させる。
○ 気温の上昇に伴い融雪による停滞水の影響が懸念される場合は、ハウス内の周囲等に溝を掘り、速やかに排水する。
○ 豪雪時には倒壊の危険があるため、ハウス内に入らないようにする。


(2)果樹


○ 降雪時は園地を見回り、雪が軽いうちに、樹上の雪おろしを行う。
○ 気温の上昇により樹上の雪が融けて氷結すると、枝から雪が落ちにくくなるので、雪おろし作業は氷結する前に行う。
○ 積雪の沈降による枝折れを防ぐため、雪に埋もれた枝の掘り上げを行う。
○ 大雪の時は、共同による除排雪や融雪促進資材等の散布により、消雪の促進と沈降力による被害の軽減に努めます。散布時期は、降雪のピークが過ぎ、好天が1日以上続く日を選んで行い、その後、状況に応じて数回行う。
○ 雪によって枝が著しく裂開した場合は、被害枝をせん去し、傷口保護のため塗布剤を塗る。
○ ぶどうやなしの棚仕立て栽培では、棚上の冠雪の除去と棚周辺の排雪を行う。おうとう等の施設栽培では、除排雪により施設の維持に努める。


(3)畜産


○ 畜舎の早めの雪おろしと畜舎周辺の除排雪に努めるとともに、水道管等の凍結防止措置を講じる。また、バーンクリーナー等の機械器具についても、点検を実施する。
○ 特に、ハウス式の畜舎や堆肥処理施設等は除排雪をこまめに実施し、積雪による倒壊等の被害を防止する。
○ 畜舎内の低温環境下による生産効率の低下を抑えるため、畜種や生育段階に適した保温に努めるとともに、すきま風を防ぎ、畜舎内温度の保持と換気に留意する。
○ 比内地鶏導入前の飼育ハウスは、施設内の気密性を高め室温の上昇を図り、屋根に積もった雪の自然落下を促す。

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ

農業振興課
電話:0187-63-1111

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